さて、忙しかった仕事も12月で終わり、1月はのんびりとしているライトニングです。ここ10年近くは年またぎの仕事が続いていたのですが、久々に正月が何も考えず休めてとても良かったです。でも私の業界って1月は暇なことが多いので、次の仕事が決まらないと心休めないのが難点なんですよね~
で、仕事もしないで遊んでいるのか?と思われるかも知れませんが、やる事はあるんですよ!
じゃじゃーん!
昨年の6月からサボっていた領収書の山です! そう確定申告の準備を仕事がない今のうちにしておかないと、3月に痛い目に会うことが目に見えています! さあ やりますよ~!
2014年度から青色申告をはじめて、次が2年目です!
「パソコンのソフトを使えば青色も白色も同じだよ」という言葉に
今回は前回つまずいた報酬と源泉の記帳に関して書きたいと思います。
私の業界でも「契約書」という物を交わす事が多くなってきましたが、それでも半分以上が口約束でやっているというずさんなところでして、入金はあったけど、そもそもいくらで契約したっけ??って事が後でしばしば……(笑)
白色申告の時は、入金と年始あたりに雇い主の会社から来る「支払調書」で、計算すれば、それで終わりだったのですが、青色になると色々詳細に記入しないといけないんです!
とくに困るのが、仕事の終わり辺りになると出てくる日割り計算が考慮された入金。これが源泉徴収税がいくらか?とか考えると面倒な上、消費税が絡んでくると かなり難しい計算に早変わりします!(先方の経理に電話すれば細かく教えてくれると思いますが……)
※源泉徴収などの説明は長くなるので、また後日書きたいと思います。
上の図は、私が使っている「やよいの青色申告」での入金に関する入力例です。
Aが銀行に振り込まれた金額。Bが契約した報酬金額。そしてCが源泉徴収税で、雇い主がこの金額を国に収めましたよという金額です。
2016年1月現在ですと源泉徴収税は(復興特別所得税も入れて)10.21%なので、普通ならばB(報酬金額)の10.21%がC(源泉徴収税)なはずです(で、その残りが振り込まれている)。しかし、実際はB(報酬金額)の10.21%は4,778円なのですが、Cの源泉徴収税と一致しません。
入力が間違っている? いえいえ合ってますよ!
なぜ 数値が合わないのかと言うと、実はこの会社が報酬金額に消費税を別途あてがってくれているからなのです。(本来は当たり前の事なのですが……)
ちなみに消費税込みの報酬の場合は、報酬金額に10.21%そのまま掛けた金額が源泉徴収税となります。
これさえ分かってしまえば、どうにか計算して振替伝票を記入できますが、注意はA(入金金額)とC(源泉徴収税)を足したものがD(借方合計)に。B(売掛金=報酬金額)がE(貸方合計)と同じに。そしてF(貸借バランス)が0にならないとイケないのが注意点です。
でも、入金額はすぐに分かるけど売掛金とかわからんよ~! 計算めんどくさすぎ!
と実は私は思ってしまい、入金額を入れれば全ての項目が自動で表示してくれるフォームを作っちゃいました。
入金金額を入れて自動計算
上のリンクで移動して下さいね。
リンク先のこのような枠内の数値を変えると、その下の結果表示の数値が変化するように出来ています。「振り込み金額」に、まず振り込まれた金額(A)を入力して下さい。消費税込みの報酬ならばこれだけでOKです。
消費税が分かれている場合は「消費税」の欄に(2016年1月現在ですと)「8」を入力。
あとの部分は暫くは触らなくて良いと思います。
入力すると上の図のように計算結果が出力されます。これを後は振替伝票に書き込めば終了!必要な人は結構楽になりますよ~!(特に自分)
ちなみにこれはHTML5とJavaの技術で表示しているみたいなのですが、あまりちゃんと勉強していないで見よう見真似でつくったので可笑しなところもあるかも知れません。とくに源泉やら消費税やらは切り捨て計算なので、もしかしたら+-1 の誤差が出るかも知れませんのでご注意。(今のところ自分では誤差は出ていませんが)
なにか不具合がありましたら、こちらのコメント欄に書いて頂ければ幸いです。
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